10/2(水)、30℃近い暑さのなか、宮城県初となる「ノウフクJAS」認証取得のお披露目会を登米市内で開催しました。
会には登米市長・熊谷盛廣様にもお越しいただき、祝辞をいただきました。
他にも関係各機関の多くの方にお集まりいただき、賑やかなお披露目会となりました。
今回認証を受けた障害者就労支援施設は3つ。
いずれも登米市内で農業をしている事業所です。
それぞれの代表からいただいたご挨拶のなかで、今後の展開や目指す姿についてのお話があり、皆さんが前向きに取り組んでいる様子が伺えました。
「ノウフクJAS」とは「障害者が生産行程に携わった食品及び観賞用の植物の日本農林規格」が正式な名称です。
農林水産省が制定したこの規格は、第三者機関の講習会を受け、申請書類の整備をし、検査員の実地検査を経て認証されます。
これまで認証を受けた生鮮食品や加工品は、全国の有名ホテルのバイキングメニューに採用されたり、飲食店のこだわり食材として扱われたりしています。
自慢の商品の販路を広げ、大きくPRすることができています。
そんなノウフクJASですが、全国でもまだ事例が少なく、宮城県ではまだ一般企業も含めて誰も取得していない認証でした。
今回はどこよりも先に登米市内の障害者就労支援施設3事業所が認証を受けることができ、今後も引き続きPRをしていきたいと考えています。
「農福連携」という取り組みは、働く障害者の工賃向上だけに留まらず、地域農業の担い手不足を解消するにもつながるものです。
今回の「ノウフクJAS」取得をきっかけに、地域にこんなに元気な福祉施設があるということを皆さんにも知っていただき、気軽に頼っていただけるような関係が築けるとよいな、と思っています。
これからあちこちで「ノウフクJAS」のロゴが付いた生鮮野菜や加工食品を見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!!