公開日:2015 年 12 月 16 日
製本で復興支援
(標識クイズの回答はページの最後です)
総合物流企業のセンコーグループが全国各地の支店で開催する「子ども交通安全教室」の
参加者にお渡しする「オリジナルノート」を製作させて頂きました。
この企画は、宮城県の平成27年度被災障害者就労支援事業所等復興支援体制づくり事業
の一環として、支援の手が薄かった県北を対象に春からスタートしたプロジェクトです。
気仙沼市内の「幸町ブランチ」「とれいん」の2事業所にご参加いただいて、紆余曲折は
ございましたが12月に無事に完納することが出来ました。
ご参加の皆さん本当にお疲れ様でございました。
練習あるのみ!
●クロスと刷毛
表紙の素材がクロス(布)と紙では難易度が大きく異なります。
紙は糊を塗ると水分で伸びやすく作業を手早く進めなければなりません。
今回のように、紙にPP加工をほどこしたものは更に丸まりやすくなり、
扱いに慣れるのが大変でした。
体で覚える!
刷毛の握り方、動かし方など、武田製本の武田さんがコツを教えてくださるのですが、
糊の濃度やボンドの配合はその日の気温に左右される場合もあり奥が深いと感じました。
数回のワークショップで基本を習得したメンバーさんは熱心な方ばかり。
筋も良く、職員さん以上に器用で頼もしいと感じました。
●くるみ作業
糊つけしたクロス(布)にボール(厚紙)を置来ます。
これをくるむと表紙が完成します。
●材料の準備
武田さんが製本所の断裁機やプレス機を使ってノートの中身を準備しているところです。
ワークショップの材料は武田さんのご厚意によるものが大半を占めました。
●仕上げ
武田さんが用意したノートの中身と表紙を合せて完成です。ハサミを利用して溝を押さえます。
●袋詰めはみんなで♪
製本作業は限られたメンバーで行ないました。袋詰めはもっと沢山のメンバーで行うことが出来ました。
半年という十分な作業期間を下さいました㈱センコーのCSRご担当者様、最後まで惜しみなく技術支援を
与えて下さいました(有)武田製本所様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
全国の「子ども交通安全教室」に関するお問合わせ先
総務部 CSR推進担当 TEL:06-6440-5158
標識クイズの回答
1.自動車専用
2.自転車専用
3.歩行者専用
4.一方通行
5.横断歩道
6.自転車横断帯
7.安全地帯
8.駐車可
9.踏切あり
10.道路工事中
11.学校、幼稚園、保育所あり
12.十形道路交差点あり
13.動物が飛び出す恐れあり(鹿)
14.道路凹凸あり
15.合流交差点あり
16.信号機あり
17.車両進入禁止
18.自転車通常止め
19.通行止め
20.駐車禁止
21.一時停止(最低3秒間)
22.歩行者通行止め
23.初心者運転者標識
24.高齢者運転者標識
〒981-1102 宮城県仙台市太白区袋原五丁目12-1
TEL 022-399-6299