公開日:2015 年 2 月 13 日
この度、平成26年度宮城県障害者就労支援事業所等情報化推進事業の一環として、平成27年2月5日(NAViS仙台)6日(河北総合センタービッグバン)にて「事業所PR力強化セミナー」&「ホームページ導入の成果事例報告」を開催致しました。
両日合わせて25事業所合計27名の方にご参加いただきました。
1部「事業所PR力強化セミナー」
・講師:Story Design house 共同代表 岡山史興氏
事業所それぞれが持つ成り立ちや設立の経緯などの「ストーリー」に着目し、強みや特徴を整理しながら、お客さんが欲しいと思う情報や、PRしていきたいポイントを整理していきます。 情報を届けたい人を明確に意識することで、情報の質が高まり、届け方も定まってきます。
講師の話を聞くだけではなく、自分たちで考えたり、文字にしたり、隣の人に伝えたりする場面が数多くありました。
発信すべきメッセージやPR方法を学び、その場ですぐに練習してみる時間を設けることで、参加した皆さんは頭をフル回転させていました。 何度も何度も質問をしながらワークシートを埋めていく姿が見られ、密度の濃い講義の時間でした。
ちなみに。6日の昼食はラボラーレ登米さんのお弁当を配達していただきました。ご飯もおかずもたくさんの種類を少しずつ味わうことができました。全員大満足でいただきました。ごちそうさまです!
2部「ホームページ導入の成果事例報告」
・発表:石巻祥心会くじらのしっぽ 多田剛優氏
鮎川の生活介護事業所「くじらのしっぽ」で支援員をされている多田さん。
ワカメの袋詰め作業・販売を中心に作業をしていました。
地理的に石巻市の中心部から離れていることもあり、ネット販売に力を入れ、ホームページとフェイスブックページ上で告知や日々の様子をアップしていったところ……という、かなり具体的な実践についてお話しいただきました。
自らの事業所のことだけではなく、「牡鹿半島・鮎川地区のPR」というスタンスで記事を書いているそうです。
今では「牡鹿半島ネットワーク」という団体ノホームページ管理を任されるほど。
事業所が地域の中心に立ち、地域全体を巻き込んで活動をしている素晴らしいモデルケースだと思います。
参加された皆さんも、自分の事業所でも実践できるポイントがいくつかあったのではないでしょうか。
【セミナー全体の感想】
・商品宣伝や ストーリーづくりにおけるプロの視点を学ぶことができた。
・今までにない講義の進め方で非常に印象的だった。
・商品の宣伝だけでなく、相手に役立つ情報を伝えることが大切。
・自分たちを分析し、どう発信していくかが大事。
・Webを活用した情報発信の有効性を感じた。
・メディアやSNSを使うことは特別な人だけなのではなく、誰でもできることであり、それが成功につながる事があると知った。
・自社の商品のストーリーが弱いことを痛感した。
・グループワークで、自社の「弱み」と感じていたことを先生が「面白み」と言ってくれた。ものの見方を変える、発送を転換することで価値観を広げることができた。
・くじらのしっぽの職員さんの体験談・実践例が参考になった。
・くじらのしっぽのように、自分たちだけではできないことも、周りを巻き込むことで広げていける事を学んだ。
今年度のセミナーも、残すところあと一回となりました。
日々の実践にすぐに取り入れることの出来る内容になっていますので、ぜひともご参加くださいね。
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