ミンナＤＥカオウヤ　「カオウヤ大学ｉｎみやぎ」が開催されました。

この度、平成２３年度複数事業所連携事業を利用し、平成２３年度被災障害者就労支援事業所等復興支援体制づくり事業の一環として、ミンナＤＥカオウヤ「カオウヤ大学ｉｎみやぎ」を開催しました。
今回は、２月７，８日と２月２８、２９日の二部構成とし、開催会場も登米佐沼会場と仙台会場の２か所を設け、たくさんの事業所の職員の方々にご参加いただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
２月７，８日の第一部では、東日本大震災復興支援「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトでおなじみの（株）インサイト関原社長を講師として迎え「工賃アップセミナー」を開講しました。他県の事業所さんを事例に揚げながらの話は、とても現実的な事が多くみなさん興味津々でお話を聞いていました。話は、売上・原価・粗利益・経費・営業利益の「商売とは」へと発展し、損益分岐点のシミュレーションへと移行します。その他、マーケティングや他県の成功事例の紹介など大変興味深い内容でした。
セミナーの後半は、複数のグループに分かれてのグループディスカッションで、「効果的な宣伝」をテーマに熱い意見が飛び交い大いに盛り上がりました！！

２月２８日、２９日の第二部では、皆様のご要望の多かった「デザイン」や具体的な「販促」についての内容を中心として、みっくすさいだー代表で京都市で授産製品のアンテナショップ「はあと・フレンズ・ストア」店長の柊伸江さんと（株）インサイトの野田研究員をお迎えし開講しました。
「購買につながるデザイン」や「マーケティング」についてのお話は、実際にアンテナショップを運営している方のお話だけにとても説得力があり、各事業所の職員のみなさんは大いにうなずき、笑い、ドキッとした内容でした。セミナー後半は、各グループに分かれて、自分たちの製品についてどう思うかを考えるグループディスカッションでした。
自分の事業所の製品は見慣れていることもありなかなか気づかない部分も多いですが、他の人から見れば色々な意見があったり、ちょっと変だったり、解りづらかったりすることも多いものです。ここでも、白熱した討論が繰り広げられました。ここでの「気づき」は、今後の商品開発に生かされることと思います。楽しみです！！