この度、平成25年度被災障害者就労支援事業所等復興支援体制づくり事業の一環として、『第十八回被災障害者就労支援事業所連絡会議』を11月26日(水)に開催しました。
この会議は、宮城県内で建屋の損壊等特に直接的被害が大きかった、若しくは沿岸部等、特に被害の大きかった地域に所在する生産活動を伴う事業所を対象として、情報交換による互いの状況把握と、それに関しての相談、アドバイスの場を設ける事で、新たな問題解決の糸口発見や協働での作業づくり等相乗効果が期待できると考え、震災の影響を強く受けている事業所の集まりを作る事で、何らかの支援をしたいと考えている法人や団体、有識者を迎え、作業の提案や商品販売ルート開拓、場合によっては事業所運営のヒントを得る事を目的としております。
第十八目は、場所を東松島市コミュニティセンターとして、大変お忙しい中5事業所6名の方にご参加いただきまして開催致しました。
【参加者】
(社福)嶋福祉会 さくらんぼ 山崎施設長
(社福)嶋福祉会 さくらんぼ 水越支援員
(社福)洗心会 のぞみ福祉作業所 森主任
(社福)洗心会 南三陸町地域活動支援センター 風の里 熊谷主任
(社福)洗心会 ワークショップふれあい 三浦支援係長
NPO法人みどり会 みどり工房若林 今野施設長
【ゲスト】
(特非)ふうどばんく東北AGAIN 高橋氏
第十八回目の会議の内容は、現在の活動内容と今までの案件の進捗状況、現在の一番の問題点等を中心にお話ししていただきました。
【『ナイスハートバザールinせんだい』 初参加!!】
11月5日~7日までの3日間、JR仙台駅2階ステンドグラス前で開催された『ナイスハートバザールinせんだい』に「Termシーサイド」として参加。合計18万円の売上を上げることが出来ました。お揃いの腕章を身に着け、初めての大きな販売会、そして、初めて触るレジ・・・他の事業所の商品も販売するプレッシャーもあった中で、お互いが協力し合いながら3日間やり遂げました。「もう少し、試食を用意しておけば・・・」「製品の良さをお客様に伝えられたのか・・・」終わってみれば、色々と反省する部分もあったのかもしれませんが、全てはこれからの「糧」になるはずです。大変お疲れ様でした!!
※11月7日付の河北新報朝刊にも記事が掲載されました。
【次のステップへ、新商品にかける思い】
さくらんぼでは、JAZZクリップ・プレミアムの新商品「音が出るハーモニカ付ト音記号ストラップ」を試作中。
のぞみ福祉作業所では、エイブルアートカンパニーのプロデュースにより製品のブランド化「NOZOMI PAPER Lab.」を推進中。
ワークショップふれあいは、受託作業が中心の事業所ですが、初めての商品づくりにチャレンジしました。材料は、近隣の野山から収穫しました。はじめは作業に馴染めない利用者もいたようですが、イベントで地域の方が購入していただいたことで売上を実感した様子で、物づくりの経験が無かった利用者に「作る楽しみ」のきっかけになったのではないでしょうか。
大きなイベントに協力して参加したり、お互いの商品を見ることによって、今までチャレンジできていなかった分野への関心がお互いに深くなったように感じます。そして今まで以上に連帯感が高まっているようにも感じます。
次回の開催は、第十九回の開催予定は、12月18日(水) 13:30~ 場所:東松島コミュニティーセンター です。
【 参加予定】
宮城県内の障害者就労支援事業所
(特非)みやぎセルプ協働受注センター
ゲストにサンフェイスの久田氏をお迎えし、「すぺしゃるせみなー」を開催予定。
詳しい内容についてのお問い合わせは、みやぎセルプ事務局(Tel:022-399-6299)までご連絡下さい。
ご興味がある企業の皆様からのお問い合わせもお待ちしております。