「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」×「鹿児島県こどもエコクラブ」　 エコたわし1800個事業所連携で生産

この度、平成２６年度宮城県被災障害者就労支援事業所等復興支援体制づくり事業の一環として、昨年度に引き続き、『協働受注窓口』としての機能を存分に発揮できた事例を紹介致します。
昨年度に引き続き、今年もこどもエコクラブ鹿児島県事務局の担当者様より、「こどもエコクラブ」のマスコットキャラクターの『エコまる』のエコたわしの注文を頂きました。
昨年の記事　→　https://www.miyagi-selp.org/topics/14785.html
今年の注文数は、昨年よりも多い１，８３１個！！「今年は注文無いだろうな〜」と正直思っていたので、我々にとっては、とてもありがたいお話です。
昨年の問題点を踏まえながら、「今年は完璧なエコまるを納品したい！！」との思いを胸に、策を練りました。先ずは、去年参加して頂いている事業所への声掛けから開始です。良い返事を貰える事業所もありましたが、他のお仕事との兼ね合いもあり、あまり良いお返事を貰えない所もあり、なかなか注文数がこなせません。再度、大々的に宮城県内にある生産活動を行っている事業所へ案内をしたところ、興味をもって頂いた事業所から返事を頂き、サンプルも届き始めました。ぎりぎり注文数をこなせる目途が立ちました。
最終的に、エコたわしの作成に携わってくれた事業所は、１３か所。
なるべく作業が分かりやすいように、そして、出来上がりに統一感が出るように最新の注意を払いました。当法人のスタッフがサンプルを編み、顔パーツの土台となる台紙と作業指示書を付け、材料の毛糸を参加事業所に渡す時に、実際に作業を担当する職員の方や利用者の方と密に打ち合わせを行いました。

また、途中心配な点や不安な点が出た場合は、その都度来ていただき「エコまるチェック」を行いました。私たちの厳しい意見にも耐え、作成に携わって頂いた事業所の職員の皆様、そして利用者の皆様、本当にありがとうございます！！


見て下さい！！この統一感。すばらしいです！！
約３か月の期間で多い所では３５０個の「エコまる」たわしを完成していただきました！！
その他の工程として、中の台紙の印刷を１か所。袋詰めの作業を２か所の事業所に行って頂き、無事に完成させることが出来ました！！
 
今回の商品生産には、全部で１６事業所に参加頂きました。ありがとうございました。

 
「エコまるたわし」の製作にかかわった皆さんをご紹介します。

 
ここで、こどもエコクラブ鹿児島県事務局様がこの企画を行った趣旨についてご紹介を致します。
〜こどもエコクラブのみなさんへ〜
環境を守る活動をしているエコクラブのみなさんに、環境に配慮した生活スタイルを広めていきたいと、昨年大好評だった「エコまるくんたわし」の製作を、今年も「みやぎセルプ協働受注センター」さまへお願いしました。ひとつひとつ手作りで、洗剤を使わず水を汚さない「エコまるくんたわし」。東日本大震災復興支援に貢献できるような商品でもあります。家庭のお手伝い用品として身近に置いてもらうことで「エコ」な生活に興味を持ち、使う度に、環境や震災・復興の事に思いを馳せ、私たちにできる事がないか考えるきっかけになってほしいと思っています。　東日本大震災発生から４年目をむかえようとしていますが、これからも、新しい東北を創り出すお手伝いができたらと思い選びました。

こどもエコクラブ鹿児島県事務局
スタッフ一同

 
「全国で子どもたちの環境活動を応援する事業『こどもエコクラブ』 →　http://www.j-ecoclub.jp/
その後、「こどもエコクラブ佐賀県事務局」様からも、６８個の「エコまるたわし」のご注文を頂きました。ありがとうございました。
この企画の元となった企業からの寄付金は、マックスバリュ九州株式会社様の「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」です。毎月１１日の「イオン・デー」に実施している「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」は、地域で活躍されているボランティア団体などに対して、お客さまとともに応援する取り組みです。毎月１１日には、お客さまにお渡しするレシートが黄色に替わります。また、店舗には専用の投函ＢＯＸが設置してありますので、お客さまには応援したいと思う団体のＢＯＸにレシートを投函していただくと、投函されたレシートの合計金額の１％分を贈呈金額として、団体の活動に役立つよう希望商品を寄贈するものです。今回の件に関しては、寄贈される商品を被災地である宮城県の障害者就労支援事業所から購入することで震災復興支援になり社会貢献にもつながるという、とても素晴らしい取り組みだと思っております。本当に感謝を申し上げます。
全国的にも、障害者就労支援事業所で製作されている商品は多岐にわたり、素晴らしい商品がたくさんあります。ただし、個々が小規模な為、量産が難しかったり、納期に時間が掛かったりというデメリットもありますが、我々のような中間支援団体が各県にも存在致しますので、有効に活用していただき、是非とも今後もこのような取り組みを継続して頂ければと心から思います。
最後になりますが、こどもエコクラブ鹿児島県事務局（一般財団法人鹿児島県環境技術協会)様、マックスバリュ九州株式会社様に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
１２月５日（金）に贈呈式が行われました。ありがとうございました。

 
こどもエコクラブのホームページでもご紹介頂きました。ありがとうございました。
http://www.j-ecoclub.jp/topics/special/201412241017.html