写真:愛さんのバッグ
お話:特定非営利活動法人 輝くなかまチャレンジド 共生型福祉施設 織音(旧:こころ・さをり)
利用者 愛さん(女性/当時20歳・知的障害)
職員 熊井さん(会話の補助としてお話に参加していただきました)
写真:愛さんのバッグ
お話:特定非営利活動法人 輝くなかまチャレンジド 共生型福祉施設 織音(旧:こころ・さをり)
利用者 愛さん(女性/当時20歳・知的障害)
職員 熊井さん(会話の補助としてお話に参加していただきました)
熊井さん:愛ちゃんの大きなバッグ見せてあげてください。
愛さん:いいですー!(愛さん恥ずかしそうに)ヤですー。
いつまでそんなの。(と、言いながら取りに行ってくれました)
熊井さん:これは愛ちゃんが、ぜったい手放せないものなんです。お父さんは道路に瓦礫があり歩けなかったので、人の家の屋根に上がって愛さんの長靴を持って(事業所のあったビルまで)迎えに来ました。そこをまた上がって帰るとおっしゃるので、私はその、あいさんの荷物を置いて帰ることを進めました。普通だと30分くらいで帰宅できますが、大変な時間がかかります。ですがお父さんは、愛にはこれがどうしても必要だと言って、持って帰ったのね。
愛さん:はいっ!