写真:職員の熊井さん
お話:特定非営利活動法人 輝くなかまチャレンジド 共生型福祉施設 織音(旧:こころ・さをり)
利用者 愛さん(女性/当時20歳・知的障害)
職員 熊井さん(会話の補助としてお話に参加していただきました)
写真:職員の熊井さん
お話:特定非営利活動法人 輝くなかまチャレンジド 共生型福祉施設 織音(旧:こころ・さをり)
利用者 愛さん(女性/当時20歳・知的障害)
職員 熊井さん(会話の補助としてお話に参加していただきました)
熊井さん:利用者は8名くらいです。その中には、支援学校を卒業した男の子が一人、小学校6年生の女の子がお母さんと一緒に遊びに来ていました。その人数で、一週間ビル(以前施設があった)に避難していました。たまたま、スタッフは全員いました。
(揺れが収まってから、)一度違う場所に避難するために車に乗せたところで、一人の利用者がトイレに行きたいと言い出しました。それで、(事業所があった)ビルに戻ることにしました。その時、近くに住んでいたビルのオーナーさんが、うちのトイレを使っていいよって、言ってくださったので、うちのスタッフ数名とその利用者と一緒にオーナーさんのお宅に行きました。
その間に津波が来たので、日曜まで(当時3月11日は金曜日)スタッフたちとその利用者は、オーナーさんのお宅にお世話になっていました。
オーナーさんのお宅は建てたばかりなのに、一階がだめになってしまいました。津波が来る前だったので、スタッフたちは靴を脱いでお宅に入ったため、靴をだめにしてしまいました。