お話:社会福祉法人 洗心会 生活介護事業所 のぞみ福祉作業所
職員 森伸也さん
お話:社会福祉法人 洗心会 生活介護事業所 のぞみ福祉作業所
職員 森伸也さん
畠山と再開場所を入谷地区(南三陸町の山あいの地区名)で探そうって話をして。当てがあったわけじゃないんですけどね。
利用者さんのその後の安否確認と再開場所探しをしようと言って、一旦3月18日に解散しました。
畠山と活動を再開したのが3月22日ですね。法人内の車が無事だったのでそれを足にして。ありがたかったのが、気仙沼市が早い段階で法人内の車を各一台緊急車両的に扱ってくれて。優先的にガソリン入れていいですよっていう。
朝集まって、畠山と合流して車を使って各避難所の利用者さんのところを回ったりするっていう感じでした。
その中で3月の末には活動を再開する場所が見つかったんです。
今も含めて言える事というか、ずっと我々は困りごとも含めて、その都度その都度、紙に書いていたわけじゃないですけど、プレハブがどうしても手に入らないとかも含めて訴えることを用意していたんです。
プレハブも、仮設住宅を建てるラッシュの中で、レンタルとはいえ入手する段取りもできたので、今思えばスムーズだったのかなというのもありますね。
ただ、利用者さんにしてみてば長かったと思います。一日一日が。我々は簡単に早かったって言っちゃいますけど、避難所にいた方にとっては、長かったと思いますね。
ただ、4月の半ば位だったかな?利用者さんがバラバラな中で、こちらから提案したことがあって。避難所で入浴ができなかったので、集れる職員で利用者さんを集めて、週2~3回程度、登米市長沼の日帰り入浴の温泉に行こうと。お風呂入ってご飯食べたって感じかな。全員ではないんですけど。
主に避難所生活の方とかに、そのようなことを4月、5月はやっていましたね。とにかく集る場所がなかったので、入谷地区で再開するまではそれを続けていましたね。全員均々ではないんですけど、そういうの通して集れてはいましたね。